この風が冷たいのは…

家の片隅に

忘れていた箱を開けました

 

 

色んな時間が出てきました

 

 

覚えていたもの

 

忘れていたもの

 

忘れたこと

忘れようとしたこと

覚えていたかったのに覚えていられなかったこと

思い出したくなかったこと

 

 

 

一つだけ中がきになった物があります

 

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どうにかして充電しないと…

 

17歳の時の僕が詰まっているはず。

 

思い出したいことか…

忘れたかったことか…

 

 

それさえも思い出せない…

星の数だけ願いがある

どのくらいの願いが

 

どのくらいの星にかけられたか

 

 

 

想像もつかないくらいのはるか昔から

 

僕ら人間は

 

宇宙を見上げて

 

願いをかけてきた

 

 

 

流れ星は一瞬

セミよりも短い

 

 

 

 

輝き続ける星には

たくさんの願いが降り積もってるだろうな

 

 

七夕の短冊のように。

 

 

 

 

 

月に願いをかける人

海に願いをかける人

太陽を望む人

雨を望む人

 

 

 

 

 

では

 

 

風に願いをかける人は?

 

鳥か?

ライト兄弟か?

 

移りゆく雲を

風に願いをかけながら見る人はそう多くは無いのではないだろうか。

 

 

 

 

 

僕は考えたことがなかった…

 

 

 

 

 

 

風に願いを

移りゆく雲を眺める

 

 

 

 

 

全部の出来上がりが楽しみだ

工場長さん。

 

 

 

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僕がひとりでできることなんて何もない

 

今日一日はとても元気でした。

朝からいいことがあったので、元気でした。

 

 

 

夜にはカープも勝って、もれなく元気。

 

 

 

 

元気だ、自分。

 

 

 

 

少しを覚えて多くを忘れていく日常の中で、今日という日が、少しばかりのオアシスになりました。

 

 

 

物語が紡がれるかどうかは分かりませんが、この一瞬、ほんのひとときが気持ちがいいのでしょうね。

 

 

 

答案用紙は、制限時間五分前に仕上がるものです。

 

 

 

 

試験前は徹夜漬け。

 

 

 

 

 

夏休みの宿題は、31日。

 

 

 

 

あとがきを読んだだけで、夏休みの読書感想文を書くこともできます。

 

 

 

 

どれだけ悩んでも、答えはいつのまにか通り過ぎているものです。

 

 

 

 

「いつかじゃなく、こっちの方から」

 

 

 

 

 

それはそれでありですが、次の新刊を待つのも楽しみのひとつでしょう。

 

 

 

 

 

よければ一緒に、その楽しみを待ちたいものです。

 

 

 

 

 

気づいた時には、答えは通り過ぎているのでしょうけど。

 

 

 

 

 

できることならその時も、よければ一緒に。

 

後ろの正面だれ?

 

蝉の声が、日に日に遠くなっています。

蝉の姿は、亡骸を三回見ただけです。

季節をありがとう。

 

 

 

また、出会いたい。

またね。

今度ね。

いつかね。

時間があれば。

 

 

 

 

蝉には、時間が僕らほどありません。

またねを逃すともう。

 

 

 

 

忘れないように生きて行くことが唯一の

 

 

 

 

「アラガウ」

 

 

 

 

が、今。

時間は消えてゆく、ここから先は

 

気づけば列車のように運ばれている毎日です。

 

 

 

 

あれ?

今日はどこだっけ。

 

 

 

 

季節を跨いだことさえも覚えがない。

 

 

 

 

 

そんなモナカ、先日お知らせしたように金髪クソ野郎の元Allcock Harismanの椙山星哉と飲みに行ってきました。

 

 

 

待ち合わせは24時の五日市駅辺り。

 

 

 

完全なる非行少年の形で、彼を見つけました。

 

 

 

すでにお酒が入ってるいるらしく、市街地へ向かう車の助手席で、やけに他人行儀で、たどたどしい日本語で勝手に喋っていました。呂律も怪しかったな。

シートベルトはしてました。

 

 

 

そして到着。

通りすがりの居酒屋に入って、飲み始めて数十分、あっという間に「せーや」の出来上がりです。

 

 

 

結果的に楽しかったですよ。

 

 

 

 

彼は終盤、「便器壊したでしょ容疑」に掛けられて、店側から調書を取られて、疑い掛けられるのはいつものことですよと笑いながら、本社に連絡しますと徹底交戦の姿勢を店側に言い放ってました。

 

 

 

 

それでも僕はやってない、「せーや」です。

 

 

 

車で十分に睡眠を取った後、彼を五日市駅まで送り、

 

 

 

 

「……はじめっからここで飲めば良かったじゃん」

 

 

 

 

 

そんな結果論をワイパーで拭った事にして、少し気だるい帰り道を、左側で競争しているような列車と帰ったわけです。

 

 

 

 

 

いつかまた、ゆっくりと飲みたいものです。

 

 

 

 

 

過ぎれば一瞬

気づけば一生

 

 

 

 

 

ーここは途中だ、旅の何処かだ

 

また夜がくる

車のサイドミラーに

 

 

カープのユニフォームを着て

バットとグローブを持ち

走って公園を目指している

少年たちの姿が映った

 

 

「お昼には一回帰って来なさいよ」

と母親の声が聞こえた

 

 

彼らの夢はなんだろうか

野球選手かな…

今日のお昼ご飯は何を食べるんだろう

お腹空いたな…

 

なんて考えてると信号が青になった

 

 

ゆっくりと車を前に進める

 

 

少年たちの進む方向の多さ

僕の進む方向は青になったこの一本の道

 

 

 

 

 

思えば毎日をこなすような日々が続いている

 

 

 

 

 

毎日を叶えたい明日のために生きるような

歩き方を今はしていない

 

 

夢まみれで滑り込むようなことばかり

 

だといいんだけどな

 

 

 

 

 

君の呼ぶほうへ

 

 

 

君の夢はなんだろう…?

 

 

 

 

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