Allcock Harisman
カープが勝って気持ちが良いのです。
これほどまでに野球に、カープに感情を縦横右左と動かされるなんて、未だに不可解です。
第六感が出来たみたいです。
カープ感。
憎むほどに野球が嫌いでした。
いや、野球選手が嫌いでした。
理由を語れば、月くらいは行けそうなんで割愛しますが、
2年前ー
記憶が正しければ、カープがクライマックスシリーズ進出を懸けて争ってました。
「おもしろいじゃん」
そう思って、初めて応援をしました。
街は浮かれました。
広島が盛り上がってました。
残念ながら、日本シリーズ争いには喰いこめなかったですが。
そして昨シーズン、優勝しました。
ファンと言うには、カープ坊やにおこがましいですが、ファンになってほんの数ヶ月で、25年ぶりの優勝をしてくれました。
タイミングの良すぎる優勝に、歓喜し涙しました。
僕のカープ感への急転換に、周りはだいぶ驚いていたようですが、自分では不思議と違和感なくカープファンでした。
愛が生まれた時の燃え上がる温度で、自分の世界の地図が変わったのです。
熱しやすく冷めやすい、と言う言葉が否応なしに身にしみる自分にとっては、いつものことだと思っていたのですが、今度ばかりはどうやらそうではないみたいです。
今シーズンもまた、始まりました。
題して、
「スタジオ中、集中力なさすぎです」
速報が、気になります。
いけませんね、この第六感は。
ただ、今心を熱くしているのは、その感情かも知れません。
それとこれとは話が別かもしれませんが、昨シーズンで引退した、黒田博樹選手の事を思った曲を作りました。
今日のスタジオで、4割方出来ました。
あとの6割は何かって?
歌詞です。
この曲に関しては、これが1番大事です。
黒田選手にとって打者への球が、無駄な球がひとつもなかったように、一言ずつに自分と相手を言葉にのせて、その言葉と理由を吟味したいと思います。
「いつかはね…」
なんて思うことがあります。
自分達の曲で、自分の言葉の前で、膝をついて涙を流せる時が来たらって。
僕らが道をつくるのか、
道が僕らを導くのか。
どちらも信じて
石原選手のミット目がけて、球を投じよう。