BAND-AID ~傷の生まれ~
バンドを初めて組んだのは、高校1年生の時でした。
「バンドをしたいな」と思い出したのは中学生の時です。
きっかけは友達に誘われて、そのお兄さん達が組んでたパンクバンドのライブでした。
スタジオダックという、フジグラン広島前のビルの地下にあったライブハウスです。
まだそこにあるかは分かりません。
コピーライブだったので、あらかじめ曲は予習していきました。
が、
パンチ合戦は、予習した曲にはありませんでした。
少しパンクが嫌いにもなりましたが、生で楽器を弾く人たちを観るのは、とても衝撃的でした。
2回目のライブハウスはバッドランズ。
まだある?
椅子に座って鑑賞するライブでしたが、スピーカーから震えて出る音に、ドキドキしたものです。ここでは音に衝撃を覚えました。
そんな衝撃期間の中、初めて買ってもらったギターがありました。
叔父さんに買ってもらいました。
彼もまた音楽が好きで、クイーンやレッドツェッペリン、イーグルスなど。レコードでよく聴いていました。
記憶が正しければ、保育園にクイーンのレコードを持って行った気もします。
で、買ってもらったギターが、フェルナンデス。です。
レスポール型のシルバーなんです。
当時、GLAYのギターにハマってましたので、少しでも近いものをと思って、憧れだけで決めました。
痺れました。
記憶はそこまでです。
その後、そのギターがどうなったか覚えてないんですよ。
まるで、ピザの具だけを食べたような感覚です。
申し訳ない。
それから数年後、高校1年生の時にバンドを組むことになるのです。
が、フリックと改行に親指が疲れたので、続きの話はまた今度。
帰り道の風のように心地がいいのに、多くを忘れて少しを覚える、そんな話です。