散りばめた星座をミスキャスト
お久ぶりです。
ご無沙汰です。
この景色を約3年間、初代見守り隊長として、少しばかり背伸びをした格好のこの窓から、行き交う人々の温度、すれ違う車たちの安全、鳥たちの向かおうとする先を、幸せをひっそりと見守り続けて来ました。しっかりと、空と時間を切り取って来ました。
いつかのクリスマスでもないのに、幸せそうな顔で椅子を抱えながら、人々は行き交っていました。
思い出と呼ぶ事が、とてもとてもふさわしい人達が時間が、心の小さな滝の辺りを初めての顔で何度も何度も通り過ぎて行きます。
おかげで心は、いつでも幸せのハンモックでした。
いつまでも揺られていたい、なんてこちらの方が逆に思ってしまう程、この景色は幸せの継ぎ目を僕に与えて続けてくれました。
ありがとう。
「いつかまた出会う景色なら。
なら、ここがいい」
そんな言葉を携えながら、渡り鳥の眼で色んな景色を見ている君の呼ぶ方へ、いつかは追いつけるのだろうか。
いつかその時が来たら、君に言ってやりたい言葉があるんです。
夢の斜面を見上げれば
花火のように行けそうな気がするから
悲しみだって空を飛ぶ理由
そこで描くフィナーレは
"My world is not enough"