星の数だけ願いがある
どのくらいの願いが
どのくらいの星にかけられたか
想像もつかないくらいのはるか昔から
僕ら人間は
宇宙を見上げて
願いをかけてきた
流れ星は一瞬
セミよりも短い
輝き続ける星には
たくさんの願いが降り積もってるだろうな
七夕の短冊のように。
月に願いをかける人
海に願いをかける人
太陽を望む人
雨を望む人
では
風に願いをかける人は?
鳥か?
ライト兄弟か?
移りゆく雲を
風に願いをかけながら見る人はそう多くは無いのではないだろうか。
僕は考えたことがなかった…
風に願いを
移りゆく雲を眺める
全部の出来上がりが楽しみだ
工場長さん。