問題は今日の雨
マトバ タイヘイとはよく歌詞の話をします。
Allcock Harismanだけに限らず、お互いが共有できる曲の歌詞の話をしたりします。
彼は、Allcock Harismanの曲の歌詞を好きでいてくれる少数派の中のひとりです。
ここまで、歌詞を紐解かれたら恥ずかしくもなります。
が、嬉しいことです。
彼もまた、詩人なんだと思います。
「今現在、外は雨です。
みんな傘をさしています」
これを歌詞にするとどうなるでしょう?
「傘がない」と歌う人もいれば、恵の雨と歌う人もいます。
当事者の捉え方によって、降る雨の一粒でさえも意味が変わってきます。
だからこそ歌詞は、その支えになれるようにありたいなと思うのが、自分の歌詞をつくる上での支えです。
月日を経れば、歌詞を書く人の考え方も変わっていきます。
そこを乗り越えてこそ、バイブルというものになっていく気もしています。
そう、
「歌詞が書けない」
と、嘆いているわけです。