時間は消えてゆく、ここから先は
気づけば列車のように運ばれている毎日です。
あれ?
今日はどこだっけ。
季節を跨いだことさえも覚えがない。
そんなモナカ、先日お知らせしたように金髪クソ野郎の元Allcock Harismanの椙山星哉と飲みに行ってきました。
待ち合わせは24時の五日市駅辺り。
完全なる非行少年の形で、彼を見つけました。
すでにお酒が入ってるいるらしく、市街地へ向かう車の助手席で、やけに他人行儀で、たどたどしい日本語で勝手に喋っていました。呂律も怪しかったな。
シートベルトはしてました。
そして到着。
通りすがりの居酒屋に入って、飲み始めて数十分、あっという間に「せーや」の出来上がりです。
結果的に楽しかったですよ。
彼は終盤、「便器壊したでしょ容疑」に掛けられて、店側から調書を取られて、疑い掛けられるのはいつものことですよと笑いながら、本社に連絡しますと徹底交戦の姿勢を店側に言い放ってました。
それでも僕はやってない、「せーや」です。
車で十分に睡眠を取った後、彼を五日市駅まで送り、
「……はじめっからここで飲めば良かったじゃん」
そんな結果論をワイパーで拭った事にして、少し気だるい帰り道を、左側で競争しているような列車と帰ったわけです。
いつかまた、ゆっくりと飲みたいものです。
過ぎれば一瞬
気づけば一生
ーここは途中だ、旅の何処かだ