後ろの正面だれ?

 

蝉の声が、日に日に遠くなっています。

蝉の姿は、亡骸を三回見ただけです。

季節をありがとう。

 

 

 

また、出会いたい。

またね。

今度ね。

いつかね。

時間があれば。

 

 

 

 

蝉には、時間が僕らほどありません。

またねを逃すともう。

 

 

 

 

忘れないように生きて行くことが唯一の

 

 

 

 

「アラガウ」

 

 

 

 

が、今。