永遠ていう言葉なんて知らなかったよね
そりゃね、振り返ればそれなりに、先には進んでいるもんで。
少し目を離すと、すぐ甘えてくる。
そんな昨日と今日の関係が、意外と心地よかったりするのかな。
答えを求める間もなく、次には明日の質問が待っていて。
その繰り返し。
「ねえねえ今日くん、今日は何をなくした?」
「たぶん何もなくしてないと思うよ。昨日くん、どうしてそんなこと聞くんだい?」
「僕はね、今日という昨日と明日に何か忘れ物があって、ずっとなくしてきた気がするんだ。明日くんなんてさ、僕のことなんか見向きもしてくれないんだ。ひどいやつだと思わない?」
「でもさ、昨日くんがいてくれるからこそ、明日くんが前を見続けていられるんじゃないのかい?」
「それもそうだね。でもさ今日くん、君は僕らの間にいて、愚痴を聞くのは辛くないの?」
「どうしてそんなこと聞くんだい?いつだって同じ場所にいるよ」
「そんなことないよ。僕はね、ただ…君たちにとって僕はどんな存在なのかな…なんて。答えを求めるわけじゃないんだ。明日が知りたいわけじゃないんだ。ただ、僕と君たちとを分ける線が何なのかを知りたいだけなんだ。」
「…。」
「ずっと僕は君たちを見てきた。むしろ君たちが僕を作ってきた。時には捨て、時には物語にして、僕の所在はずっと君たちの中にあった。
でも今じゃそれがね、積み木になって痛んでるんだ。今日くん、君たちと僕の線はどこにあって、それを知るために僕はどうしたらいい?」
「そうだね。とりあえず寝て、
明日考えたらいいと思うよ。」
散りばめた星座をミスキャスト
お久ぶりです。
ご無沙汰です。
この景色を約3年間、初代見守り隊長として、少しばかり背伸びをした格好のこの窓から、行き交う人々の温度、すれ違う車たちの安全、鳥たちの向かおうとする先を、幸せをひっそりと見守り続けて来ました。しっかりと、空と時間を切り取って来ました。
いつかのクリスマスでもないのに、幸せそうな顔で椅子を抱えながら、人々は行き交っていました。
思い出と呼ぶ事が、とてもとてもふさわしい人達が時間が、心の小さな滝の辺りを初めての顔で何度も何度も通り過ぎて行きます。
おかげで心は、いつでも幸せのハンモックでした。
いつまでも揺られていたい、なんてこちらの方が逆に思ってしまう程、この景色は幸せの継ぎ目を僕に与えて続けてくれました。
ありがとう。
「いつかまた出会う景色なら。
なら、ここがいい」
そんな言葉を携えながら、渡り鳥の眼で色んな景色を見ている君の呼ぶ方へ、いつかは追いつけるのだろうか。
いつかその時が来たら、君に言ってやりたい言葉があるんです。
夢の斜面を見上げれば
花火のように行けそうな気がするから
悲しみだって空を飛ぶ理由
そこで描くフィナーレは
"My world is not enough"
ワールド・イズ・ノット・イナフ
新しいMVが出来ました。
この曲が出来て何年も経ちました。
この曲が出来た時に、一人一人場所を変えて撮ろうと、MVの話も上がっていて、その時のベースから撮り始めました。
ただ、そのあと色々あり…
結果その時のベースのプロモーションビデオになってしまいました。
数年前に
World Standing
というアルバムを発売しました。
ライブの映像も含めたら、収録曲のほとんどが映像になっていると思います。
このアルバムには
こんな曲が入っています。
ということです。
まだCDの在庫あります…
観てみてください。
僕らの新しいMVです。
SPECIAL THANKS
まず
お互いが長い時間一緒に過ごせることが
普通ではないことで
その二人を見ている君にとって
この二人は17歳に見えただろうか
懐かしさ
名前を呼べることの幸せ
ただそこには遠くて辿り着けない
言いようのない遠いもの
駄菓子
ガム
いつも分け合っていたセブンスター
きみは覚えていただろうか
名前を口にすればそれで幸せだった
遠く長いひさしぶりに
なにをどうしたらいいのか
わからなくなった
どこかで交わる
目の前に広がる海のように
どの痛みも僕のもの
どうやら別れるということは
心を紛らわすことのものだけらしい
と、いう話らしい