後ろの正面だれ?

 

蝉の声が、日に日に遠くなっています。

蝉の姿は、亡骸を三回見ただけです。

季節をありがとう。

 

 

 

また、出会いたい。

またね。

今度ね。

いつかね。

時間があれば。

 

 

 

 

蝉には、時間が僕らほどありません。

またねを逃すともう。

 

 

 

 

忘れないように生きて行くことが唯一の

 

 

 

 

「アラガウ」

 

 

 

 

が、今。

時間は消えてゆく、ここから先は

 

気づけば列車のように運ばれている毎日です。

 

 

 

 

あれ?

今日はどこだっけ。

 

 

 

 

季節を跨いだことさえも覚えがない。

 

 

 

 

 

そんなモナカ、先日お知らせしたように金髪クソ野郎の元Allcock Harismanの椙山星哉と飲みに行ってきました。

 

 

 

待ち合わせは24時の五日市駅辺り。

 

 

 

完全なる非行少年の形で、彼を見つけました。

 

 

 

すでにお酒が入ってるいるらしく、市街地へ向かう車の助手席で、やけに他人行儀で、たどたどしい日本語で勝手に喋っていました。呂律も怪しかったな。

シートベルトはしてました。

 

 

 

そして到着。

通りすがりの居酒屋に入って、飲み始めて数十分、あっという間に「せーや」の出来上がりです。

 

 

 

結果的に楽しかったですよ。

 

 

 

 

彼は終盤、「便器壊したでしょ容疑」に掛けられて、店側から調書を取られて、疑い掛けられるのはいつものことですよと笑いながら、本社に連絡しますと徹底交戦の姿勢を店側に言い放ってました。

 

 

 

 

それでも僕はやってない、「せーや」です。

 

 

 

車で十分に睡眠を取った後、彼を五日市駅まで送り、

 

 

 

 

「……はじめっからここで飲めば良かったじゃん」

 

 

 

 

 

そんな結果論をワイパーで拭った事にして、少し気だるい帰り道を、左側で競争しているような列車と帰ったわけです。

 

 

 

 

 

いつかまた、ゆっくりと飲みたいものです。

 

 

 

 

 

過ぎれば一瞬

気づけば一生

 

 

 

 

 

ーここは途中だ、旅の何処かだ

 

また夜がくる

車のサイドミラーに

 

 

カープのユニフォームを着て

バットとグローブを持ち

走って公園を目指している

少年たちの姿が映った

 

 

「お昼には一回帰って来なさいよ」

と母親の声が聞こえた

 

 

彼らの夢はなんだろうか

野球選手かな…

今日のお昼ご飯は何を食べるんだろう

お腹空いたな…

 

なんて考えてると信号が青になった

 

 

ゆっくりと車を前に進める

 

 

少年たちの進む方向の多さ

僕の進む方向は青になったこの一本の道

 

 

 

 

 

思えば毎日をこなすような日々が続いている

 

 

 

 

 

毎日を叶えたい明日のために生きるような

歩き方を今はしていない

 

 

夢まみれで滑り込むようなことばかり

 

だといいんだけどな

 

 

 

 

 

君の呼ぶほうへ

 

 

 

君の夢はなんだろう…?

 

 

 

 

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fin.

 

また夜が終わっていく 

円を描くように

巡る命の日々 想いは熟れる

 

どこにいても同じ 温もり遠く

誰も知らない暗闇 見上げる沈む日

手のひらからこぼれる箒星

 

追いかけて途切れて 姿見せないで

ぼやけた境界線 記憶でなぞる

 

それは隙間もなく 光重なる

やがて声は風に乗って

生まれる宇宙の円を繋いで

孤独を埋め尽くして

 

この愛の方へ

この愛は続く

この愛の方へ

何度だって愛の方へ

宇宙を越えてこの愛は続く

 

君はどうだい?僕はまだまださ

いつの間にかAllcock Harismanにいて、いつの間にか金髪になって、しれっとベランダから飛び出したすぎやまくん家のせーやくんが、でれっとブログを書きました。

 

 

http://gamp.ameblo.jp/csid0s/entry-12297336159.html

 

 

彼がスーツ姿でライブをしていたのを、ご存知の方もいるはず。

 

 

 

で、とてもいいブログですよね。

応援せざるを得ません。

 

 

彼とバンドとして過ごした時間は、僅かなものです。彼のことを語ろうなんておこがましいことはできませんが、それなりに同じ時間を共有してきた仲だと、勝手に思ってます。

 

 

 

来週あたりに飲みに行くことになるようなので、彼の酒癖の悪さを寛容な心で受け入れながら…潰してやりたいと思います。

 

 

 

 

いや、もう負けるわな。

 

 

 

 

いずれにせよ、お互いの背中を押すように、やわらかな風が吹く時間を過ごせたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

と、思いたい。

 

The starlight will be a sun

 

沈みかけの月 雲散らして

途切れ途切れ雪のメロディ

思い出すなら 最後に見上げるなら

これくらいでいい

 

少しだけ空を見てた

瞬きは夢を閉じる音

朝を待つ祈り 

手を伸ばしたら

 

The starlight will be a sun

今は誰にも届かない光でも

いつか願いを連れて輝けるから

 

夜をくぐり抜ければ 

太陽は時間を分けるように

 

渡り鳥 羽を染めて

繰り返す 渡る命の線

暁 海にとける

 

The starlight will be a sun

遠く何処かでまた巡る旅で

そしてこぼれ落ちたら運命だろう

 

ここから先は 昨日までのページをめくる

近づくほどに崩れていく

夜が明けるまで 悲しくはない

 

The starlight will be a sun

今は誰にも届かない光でも

ずっと燃やせ何度でも輝けるから

 生まれる声がする

名前もない星の歌になるよ